学校長より

山添村立山添中学校
校長 岡田 浩幸

高原に育む

第37回入学式を迎え、20名の新入生が入学しました。全校生徒66名と教職員18名が一体となり、学校を活気づけています。これまで、地域から物心両面にわたる大きな支援を受けながら、地道に教育活動を積み重ねてきました。本年度は、「自ら」判断し、考え、決定できる力の育成 ~主体的な学び(自分で選び、判断し、考え、決定できる場の設定による)により、「自己存在感(自己効力感)」を高め、『輝く子どもたち』を育む~をキーワードにして、更なる取組を進めていきます。

目指す生徒像

1 自他共にかけがえのない命を尊重する生徒
2 主体的に学び、考え、判断し、実行する生徒
3 思いやりの心を持ち、豊かな発想で他とつながれる生徒
4 ふるさと山添村への誇りと愛着を抱き、社会に貢献できる生徒

変化がますます激しくなるこれからの時代の中に身を置く生徒たちに、将来を自らの力で切り拓くことができる力を付けていきます。

◎本校のモットー 「高原に育む」
◎本校の校訓   「自主・敬愛・剛健・献身」

【学校教育目標】

「郷土を愛し、 確かな学力と豊かな心を身に付け、 たくましく生きる人間の育成」

日々の授業の積み重ねを大切にし、「知育・徳育・体育」の調和の取れた子供の育成に努め、生徒や教職員はもとより、保護者や地域の方々に、「山添中学校って素敵やなあ」と感じ、誇っていただける学校づくりを目指します。そして、もう一度訪れてみたいと思ってもらえるような学校を創っていきたいと思っています。皆さま方のご指導と温かなご支援をお願いします。

山添村は奈良県の北東部 に位置し、三重県伊賀市や名張市と隣接する県境の静かな山村です。本校の正面を南西から北東へ名阪国道が走るこの辺り一帯は大和高原と称し、古くは国中 (くんなか)に対し、東山中と呼ばれてきた所です。村の主な産業は米作とお茶の生産で、大家族の家が多いですが、仕事を都市部に求める若い人の流出も多 く、人口は減少の一途をたどっています。
村には、縄文時代の遺跡や毛原廃寺跡、神野山や鍋倉渓、めえめえ牧場、布目ダム及び上津(かみづ)ダムなどがあり、歴史と景勝、伝承文化、豊かな緑と水に恵まれた所です。

令和5年4月10日更新

令和5年度の学校要覧 表面 裏面

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